こんにちは、ニコ・ドライブの金子です(‘-‘)
前回の記事
「障害者の車」なんて呼ばないで~1.正しく呼ぼう編~
では、福祉車両には送迎式と自操式の2タイプが有る、とお話させて頂きました。今回は、自操式福祉車両が持つ意義についてです。
一人で自由に移動できる事=自立心を高める事
条件付き運転免許の保有者数は約20万人(※1)主な移動手段として、自動車の運転を選んでいる方は少なくありません。様々な怪我や病気を乗り越えて、自分一人で移動して社会に参加する事は、行動範囲を広げ、自立心を高めてくれます。
※1 警察庁「運転免許統計」(平成27年版)より
家族やパートナーにも良い影響を
自分一人で自由に移動する選択肢を持つ事は、本人だけでなく、周囲の方にも良い影響をもたらします。今まで送り迎えをしていたご家族の負担が軽減されたり、パートナーを助手席に乗せてデートに出かける事も出きます。自操式福祉車両は、下肢障がいのある方の生活にとって非常に大きな意味を持っていると言えます。
障害者が車を運転する「7つのよろこび」
最後に、東京都身障運転者協会(都障運)の元相談役、故・小山力太郎氏作の、障害者が車を運転する「7つのよろこび」を転載させて頂き、本日の記事は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(‘-’)m
「7つのよろこび」
1.生活
職種が拡大され、自立更正者が生まれた。2.結婚・家庭
結婚に恵まれ健全な家庭を、築けるようになった。3.勉学・治療
通学が出来るようになり、通院も可能になった。4.家族・団欒
家族を同乗させ共に目的地行き、楽しみを分かち合えるようになった。5.旅行
行動範囲が拡大され、健常者同様にドライブ旅行が楽しめるようになった。6.交友
知人や友人を訪問し、人間相互の理解が得られるようになった。7.平等
健常者との交流が増え、健常者との差別観が取り除かれて人間観が変わり、生きる世界が広くなり毎日を希望を以て過ごせるようになった。引用元 : http://toshoun.web.fc2.com/gainen/gainen.html
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