スポーツニッポン紙 二宮清純氏「唯我独論」に掲載いただきました
こんにちは。株式会社ニコ・ドライブです。
株式会社ニコ・ドライブとは・・・。
取り付け・取り外し可能な手動運転装置を製造・販売している会社です。
手動運転装置とは足が不自由な方が手でアクセルとブレーキを操作するための装置です。
ご縁を頂戴し、二宮清純様に代表神村の記事を掲載いただくことが叶いました。
記事の内容からまとめまでをブログにしました。
目次
1 (掲載記事本文)東京五輪成否のカギは「暮らしやすい」環境整備
2 二宮清純様と今矢賢一様との対談(過去ブログ記事より)
3 暮らしやすい日本・東京とは
1 東京五輪成否のカギは「暮らしやすい」環境整備
五輪はイノベーションのショーウインドーでもある。
ユニットバスが64年東京五輪開催をきっかけに誕生したことは広く知られている。
国家開闢以来の訪日客をどう迎えるか。ホテルも足りなければ人でも足りない。
短い工期で効率よく大型ホテルを建設するためには、あらかじめ生消されたボディーを建造物に組み入れた方が省力化できる。コスト的にもリーズナブルだ。
その発想がユニットバスに結びついたのである。
五輪開幕直前にオープンしたホテルニューオータニに初めて採用され、公表を博した。
ユニットバス同様、私たちの日常生活に欠かせないものがある。「冷凍食品」だ。
これも東京五輪とはきっても切り離せない関係にある。
選手村の料理を担当したシェフのひとりに帝国ホテルの料理長だった村上信夫がいる。
世界中から集まる7000人のアスリートに栄養価が高くバランスのとれた料理を提供するのは容易ではない。
食材費も予算内におさめなくてはいけない。
そこで村上はある食品会社と組み、冷凍食材を使用した料理の作成を試みる。
もちろん、ただ安価なだけでは「おもてなし」とは言えない。
組織委員会が望んだのはアスリートが思わず舌鼓を打つような味だった。
五輪開幕直前の試食会で村上が冷凍食材からつくっだ料理は、時の五輪担当大臣・佐藤栄作をもうならせた。ゴーサインが事実上出た瞬間だった。
今回の東京大会、成否のカギを握っているのは五輪よりもパラリンピックだと私は考えている。
前回のテーマが「伸びゆく東京」なら、今回は「暮らしやすい東京」である。
老いも若きも、健常者も障がい者も、互いの垣根を感じることなく生活できる環境整備こそが未来へのレガシーとなる。
元車椅子バスケ選手の神村浩平は下肢障害向けの手動運転補助装置「ハンドコントロール」を販売する会社の社長だ。
押せばブレーキ、引けばアクセル。つまりこれ1本あれば下肢障がい者でも片手ハンドルで車を運転できるのだ。
「障がいがあっても経営者になれる。社会にも貢献できる。それを証明したい」と神村。
16歳で交通事故に遭い車椅子生活を送ることになったが、車を運転するようになってから外の世界が広がった。「移動格差のない社会づくり」。
それが彼のモットーだ。応援したくなる起業家のひとりである。
2 二宮清純様と今矢賢一様との対談(過去ブログ記事より)
第13回 神村浩平(ニコ・ドライブ代表取締役)「格差のない社会を」
3 暮らしやすい日本・東京とは
健常者・障がい者に言葉のくくりがあるということは、お互いにハンデがあるということだと思います。
しかしそのハンデは健常者でも持ち合わせているし、障がい者であっても同様なことが言えます。
「垣根を感じることなく生活できる環境整備こそが未来へのレガシーとなる」
この言葉がまさに暮らしやすい日本を考える基本だと思いました。
垣根を感じないこと。
ハンドコントロールも健常者・障がい者の垣根なく、足の不自由な方にご利用いただける製品です。
社会を動かすことが叶わなくても、まずは今必要としている方に、今このハンドコントロールをお届けしたい。その思いで動いている企業が弊社ニコ・ドライブなのです!
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