2018/09/20

障害者における航空会社への予約手続方法とは?

意外と利用しやすい飛行機の旅行

こんにちは。nikodriverの白倉栄一です。車椅子生活をしていても、たまには全国各地に行ってみたくなりませんか?昔はよく飛行機に乗って旅行に行っていたものの、最近は車椅子生活になったことで、どうしても諦めていらっしゃることはありませんか?でも実際に、航空会社の対応はとても優れていて、車椅子利用者1名でもとても丁寧に対応してくれます。そこで今回、お伝えするのは、飛行機のチケット予約についてです。

事前に障害の状態や車椅子の状態をお伝えする必要がある

e89e0b3be3e4f85279856d79a52cc13a_s

昨年、大きく話題になった「バニラエアの対応」があるので、航空会社は車椅子利用者に対して優しくないといったことが、大きくクローズアップされてしまいました。あの一件については、格安航空会社(LCC)における対応だったことやボーディングブリッジ(飛行機と空港をつなぐ橋)がなかったことによる事例であり、あの後は問題となったバニラエア側も車椅子利用者が飛行機に乗れる機器を導入されております。

 

また大手航空会社では、従来からお身体が不自由な方への専用窓口を設けており、車椅子利用者の立場を考えた丁寧な対応が行われているので、安心して飛行機に乗ることが可能です。

 

それではどのような手順で予約するのかをご説明します。

 

まず飛行機のチケットは、まずホームページサイトで搭乗したい便のチケットを購入します。クレジットカードで予約すれば、自宅のPCで済ませることが可能です急な状況であればやむを得ませんが、できる限り2・3日前には航空会社へ連絡するといいでしょう。そうすることで、航空会社側でもきちんと事前準備を考えた対応ができるはずです。

 

チケットについては、ここで注意しなければならないのは、身障者割引で申し込むことです。(もちろん該当者のみ) 実際に一般の料金より大きく値引きになっています。そしてグレードを決めます。ちょっとリラックスして乗っていきたい場合は、ANAならプレミアムクラス・JALならファーストクラスを申し込みます。

身障者割引ならファーストクラスでも一般のエコノミーより安い

 

身障者割引がかかっているので、上記のクラスを申し込んでも一般のエコノミークラスより価格は安くなります。しかも、座席はゆったり倒せるだけでなく、足を伸ばせるほどの広いスペースがありますので、車椅子利用者にはおすすめです。特に痙性などが起こりやすい方においては、グレードの高いクラスのほうが断然座りやすくなっています。

 

私の場合は、羽田~大阪間のような1時間の飛行ならエコノミーで十分だと思っていますが、羽田~那覇間のような3時間の飛行なら少しでも体の負担を和らげるためにリラックスしたグレードの高いクラスを選ぶことが多いです。

 

そして朝・昼・夕なら食事、それ以外なら軽食がもれなくついてきます。そして空港での搭乗手続き前にはラウンジの使用も可能です。実際に通常のエコノミーで選ぶかグレードの高いクラスを選ぶかは距離に応じて選ぶといいでしょう。

大手航空会社と格安航空会社では料金の差がある以上サービスが異なる

DSC_1820

あとは飛行機の料金を抑えることも考えたいでしょうが、大手航空会社と格安航空会社の対応には差があると聞いております。私も格安に近い航空会社に一度乗ったことがありましたが、あまり気持ちのいいものではありませんでした。なぜなら飛行機搭乗前には、大手航空会社であれば、搭乗時間までは自分の車椅子に座っていても問題ないものの、私が乗った航空会社では、搭乗1時間まえから空港の車椅子に乗り移らなければなりません。人手が少ないことから、丁寧な対応までは難しいのかもしれません。もし格安航空会社を利用するのであれば、ある程度の覚悟は必要だと思われます。それが飛行機の料金の差となっています。

 

チケットを購入したら、先ほどお伝えした「お身体の不自由な方への専用窓口へ電話をかけます。
電話番号は、航空会社のホームページに掲載されております。そこでは、ご自身の障害状況や使用する車椅子をお伝えします。特に手動か電動などをお伝えすることによって、質問される項目が大きく変わります。だからと言って、搭乗することができないわけではありませんが、電動の場合は、バッテリーを積んでいるので、どのようなタイプなのかを確認する必要があります。それにより航空会社は、当日の搭乗がスムーズになるように準備をしてくれます。

 

大変なのはレンタカー・ホテル・飛行機を別々に予約しなければならないこと

7e994766e6ac8987acf882d7843afa55_s

今回は簡単にお伝えしましたが、車椅子利用者が大変なのは、レンタカーやホテルを組み合わせて予約することができないので、個別に予約をしなければならないことです。レンタカーの予約が取れなかったために旅行が断念。ホテルの予約が取れなかったために旅行が断念となるケースがあります。そのためには念入りな下調べと準備が欠かさないので十分ご注意ください。でも飛行機で行く旅行の楽しさは格別なものです。ぜひとも一度空の旅に出かけてみてはいかがですか?