車椅子ユーザーにとって駅の構内図を見ておくことが大事なポイント - 【ニコドライブ 】手動運転補助装置

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車椅子ユーザーにとって駅の構内図を見ておくことが大事なポイント

電車移動のときには必ず事前チェックをしておいた方がいい「駅の構内図」

こんにちは。nikodriverの白倉栄一です。車椅子ユーザーになって、最近は電車に乗ることも多くなってきました。本来はクルマで都内に行きたいのですが、高速道路において渋滞する場合や駐車場の確保ができない場合もあり、急きょ電車へシフトすることがあります。そこで都内で電車を乗る際に、どうしても事前にチェックしておかなければならない「駅の構内図」について書きました。今までの経験談をふまえてお伝えします。もし何かの参考になっていただければと思います。

各社のホームページにはバリアフリー経路も掲載されている

北千住out [更新済み].eps(参照:東京メトロHP 北千住駅構内図)

 

最近は1ヶ月に数回、クルマではなく電車に切り替えて外出することが多くなっています。その際にチェックしておかなければならないのが「駅の構内図」です。構内図をどれだけチェックしておくかが、当日におけるアクシデントが少なくなる方法だと言っても過言ではありません。

 

一般の健常者にとっては、鉄道会社のホームページなどほとんど閲覧しないでしょうし、しかも駅の構内図などを閲覧しなくても、直接現地に向かってもアクシデントが発生することは少ないと思います。しかし車椅子ユーザーにとっては、とても欠かせない重要な案内図となります。なぜなら駅からの経路には選択肢が少ないことが挙げられます。

 

1つの駅であればいくつもの出口が用意されていますが、車椅子ユーザーが行ける出口はそのうちの1カ所もしくは2か所程度となります。なぜなら階段しかない出口がほとんどだからで、エレベーターの設置出口はどうしても少ないのが現状です。そのためにこの出口を利用すれば、目的地に一番近いのに.…と思っても、エレベーターもしくは昇降機がなかったら利用することができません。そのために目的地から遠くなる出口を利用しなければならないことがあります。それがアクシデントにつながることもあるので注意が必要です。

駅の構内図をきちんと確認しておかないとアクシデントにつながることも

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先日訪れた永田町駅がその一例です。永田町駅には半蔵門線・有楽町線・南北線、そして隣接する赤坂見附駅には丸ノ内線・銀座線が乗り入れています。当初私は半蔵門線の永田町駅を利用して永田町駅付近にある目的地に向かおうと思っていました。しかし駅の構内図を確認すると、半蔵門線永田町駅から有楽町線・南北線への乗換ができないばかりか、永田町駅の出口へ出ることもできません。なぜなら永田町駅出口側には、エレベーターや昇降機が取り付けられていないため、半蔵門線永田町駅を利用した場合は、赤坂見附駅の出口になってしまうことが構内図を見てわかりました。

 

その結果、私としては有楽町線の永田町駅を下車することに変えました。もし構内図を見ないで半蔵門線永田町駅に行っていたら大変なことになっていました。なぜなら赤坂見附駅から永田町駅は勾配があるために、車椅子の走行は結構難しくなっています。特に赤坂・六本木・麻布周辺については、坂がたくさんあるので、乗り降りする駅もきちんと事前にチェックしておかなければなりません。

雨の日などはできるだけスムーズに行くようにチェックしておくことがおすすめ

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なるべくそのようなケースに合わないために「構内図」で確認をしておき、どこの駅なら乗換が楽なのかをチェックします。わざわざ地上出口まで行くのならば、地下でスムーズに乗換できる駅の方が楽なはずです。雨の時であればなおさらです。そして地上出口に行く場合です。地下鉄の出口はたくさんありますが、エレベーターで上がることのできる出口は限られております。その出口をチェックしておかないと目的地からかなり離れた出口になる場合もあります。先日は、東京の蔵前に行きました。しかも当日は土砂降りの雨でした。

 

都営大江戸線の蔵前出口から目的地は、かなり離れていました。目的地は都営浅草線の蔵前駅のA0出口(エレベーター)のすぐそばでした。しかし大江戸線の蔵前駅から地下を通って浅草線の蔵前駅には行く事ができません。地上で数百メートルあります。そのため大江戸線の利用はやめることにしました。さらに都営浅草線のA0出口は、下りホーム側からしか行くことができません。上りと下りは階段でしか接続されていないので、もし上りホーム側から地上に出る場合には別のエレベーターの出口になってしまいます。これが目的地からかなり離れていました。

 

そのため東京メトロ日比谷線の人形町駅まで行き、都営浅草線の下りを乗って蔵前駅に行きA0出口に行く事へ決めました。ここでお伝えしたいことは目的地の地上出口に行くためには、地下鉄の遠回りをして目的地に行かなければならない時もあるということです。そうなれば予定している時間より大幅に時間がかかるので、そこまで想定しておかなければならない点です。

多機能トイレが車椅子で行ける順路の中にない場合があることも

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さらに注意しておかなければならないことは、ほとんどの駅には多機能トイレの設置がされております。ところが車椅子の多目的トイレがついていても、エレベーターや昇降機がないケースがあります。やっと目的地の駅についたにもかかわらず、トイレを済ますところがないのであれば、アクシデントにつながってしまうでしょう。そういった点も含めて「構内図」を事前に確認しておくことが大事なポイントです。

 

電車に乗るときは、インターネットの乗換案内を参考にするケースが多くなると思いますが、30分~1時間位余裕を持ってお出かけすることをおすすめします。前述のようなアクシデントもありますし、電車を待つ時間も考えなければなりません。しかもネットの乗換案内は、健常者の移動をもとに作られておりますので、車椅子ユーザーには向かない点もあることはご承知おきください。

 

私のようにもともと鉄道が好きな人ならばともかく、そうでない人にとっては、迷路のように思えるかもしれません。でもいざ現地でアクシデントに見舞われないようにするためにも、電車にのるときには「駅の構内図」に慣れておくことをおすすめします。慣れてくると意外と自分だけのルートが作れておもしろくなるかもしれません。つらいと考えるより、楽しむように考えてみてはいかがでしょうか?

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