運転席付近のキズをつけないようにする便利なアイテム
こんにちは。nikodriverの白倉栄一です。車椅子ユーザーにとってマイカーを所有している人が多いと思います。その中で気になるのが運転席に乗るときにキズがつきやすいことです。運転席のドアを開けて、車椅子をクルマの乗り口に対して接触させますが、車椅子のフレームにカバーされているのであれば、キズはつきにくいですが、そうでなければフレームとクルマのボティが当たってしまってキズになってしまうでしょう。
20年間の試行錯誤があってやっと見つけることのできた
しかも愛車への気持ちが高いのであれば、なるべくキズをつけたくないと思うでしょう。また各地でレンタカーを借りる際にも、キズをつけてしまうとペナルティーがとられてしまうのではないかと不安になることがあります。そんなときにとっておきのアイテムを見つけました。「キズ予防マット(サイドスポイラーカバー)」です。
メーカーによって名称が変わりますが、このアイテムがあることで今まで悩んでいたキズ防止に役立ちます。私はこのアイテムを見つけるまで20年近くかかっております。もっと早く見つけられたら良かったと思うくらいです。ではその経緯をともにご紹介したいと思います。
とにかく失敗の連続で余計にキズがついてしまったことも…
20年前に初めて購入したクルマのときには、キズをつけたくないと思いながらも、何も対策をしませんでした。自分の車椅子のフレームには、黒のゴム製のカバーがついていたので、多少は防ぐことはできましたが、時間の経過とともに、運転席の入口のキズが酷くなっていきました。クルマを運転するたびに、キズを何とかしたいという思いが募ってきたものの、わざわざお金をかけてまでキズを修復しても、また使っているうちにキズがつくと考えて、何も修復しないままでした。
そして2台目に購入したクルマは、念願だったスバルレガシィツーリングワゴンでした。1台目のクルマと違い、決してキズをつけまいと思って、どんな対策があるかを考えました。ところがホームセンターやカー用品店へ行っても、相応しいものが見つからず、結局考えたのは、クルマに厚みのある黒テープをつけることで、多少の衝撃にも影響はないだろうと考えました。
ところがこれがかなりの誤算でした。なぜなら、クルマの色とテープの色に若干の違いがあったために、変な色のコントラストになってしまい、むしろ貼らない方が目立たないような状態になってしまいました。いくら黒のテープといっても、マイカーの黒とは同色ではないために、明らかにおかしく、逆にキズを補修しているテープを貼っているのでは?と勘違いされたりしました。全く意味がなかったのです。やはりクルマの塗装色に合わせるのは、実に難しいものです。
しかも、その後、余計に気になってしまったので、黒のテープをはがしたら、クルマのボディの塗装もはがれてしまい、さらにキズが目立つようになり、かなりひどく酷く見えてしまったことがありました。それ以降もいろいろと試行錯誤をしてみたものの、いい案が一向に浮かびませんでした。とにかく踏んだり蹴ったりの状態でした。
北海道旅行でレンタカーを借りたときに偶然見つけたアイテム
今まで何度も試行錯誤してきたものが、一瞬でそのモヤモヤが晴れる日が来ることになりました。たまたま北海道旅行に行ったときに、手動運転装置のレンタカーを貸してくれる業者がありました。その業者は、クルマの乗り口のキズを防止するためのアイテムを用意していました。
代車を貸してくれた会社は、車椅子利用者の乗り降り時にキズがつくことを気にしていたせいか、「キズ予防マット」を用意していました。運転席の右側にひっかけておくだけで、暖簾を垂らすような使い方をします。
そうすることで、車椅子から車に乗り移る際にキズがつきませんでした。レンタカーを借りる側も、貸す側も安心できるアイテムであることが分かり、今まで悩んでいたことが、一気に解決することになりました。しかもそこまで複雑な構造ではないので、今までなぜ気が付かなかったのかという無力さも同時に感じました。
そのアイテムはレンタカーを貸してくれた会社が作っているものではなく、別の会社から購入したものであることがわかりました。キズ予防マットにエスマルクソーイング社と記載されていました。という会社です。早速、私はその会社名をメモって、北海道旅行から帰ってきたら早速WEBサイトで調べてみたら、福島県にある起業であることが分かり、該当のアイテムを取り寄せました。
自分の愛車にキズがつけないで乗れることが喜び
その後、キズ予防マットを使うことで、クルマへのキズがほとんどつきません。もちろん自分の車椅子のフレームにも黒のカバーをしているので、2重による防止構造になっています。おかげですでに4年ほど乗っておりますが、以前のようなキズはほとんどありません。
このようなアイテムは、ニコドライブのサイトにも販売されておりまして、「サイドスポイラーカバー」という商品です。せっかく自分の愛車を大事にするならば、キズがつかないようにしたいものです。
もちろんちょっとのキズであれば、コンパウンドや塗装で補修することも可能ですが、もともとキズが付かない方がいいと思うのであれば、ぜひとも購入してみることをおすすめします。
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