車椅子ユーザーが地下鉄に乗るときってどうするの? - 【ニコドライブ 】手動運転補助装置

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車椅子ユーザーが地下鉄に乗るときってどうするの?

nikodrive_maou_01_face都内に関しては地下鉄に乗り慣れることが行動範囲を広げる

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こんにちは。nikodriverの白倉栄一です。最近は都内を利用する際には、地下鉄を使うことが多くなりました。従来に比べて、地下鉄がとても便利になってきたよう感じます。そういった点を踏まえて、なぜ地下鉄に乗るのが便利なのかご紹介します。もし何かの参考になっていただければと思います。

都内は地下鉄の路線網が多いのでとても便利になってきている

私が車椅子生活になる前にはよく利用していた地下鉄ですが、車椅子生活になってからはあまり鉄道を利用しない生活が続いていました。なぜなら20年前はバリアフリーになっていませんでした。そもそもその頃には、現在のバリアフリー法の前身となる交通バリアフリー法も制定されていませんでした。そのため、電車に乗りたいときには、駅員さんがみんなで車椅子を持ち上げてホームに行くような時代でした。それならば気軽に行けるクルマを利用のほうが、断然便利だったことが考えられます。

そして現在では、バリアフリー法の施行にもとづき、多機能トイレ・段差解消・エレベーターの設置などが施されています。その点については、実際に地下鉄に乗ってみた感想をこの後述べていきたいと思っております。バリアフリー面以外においても、この20年くらいで大幅に便利になりました。

まず路線網で考えると、20年前には「都営大江戸線」「副都心線」などはありませんでしたし、「半蔵門線」「都営三田線」の延伸なども便利になりました。そしてなんといっても私鉄との相互乗り入れです。私はつくばエクスプレス線を利用しますが、北千住駅の乗換がとても便利になり、半蔵門線を利用すれば、東急田園都市線ともつながっていますし、日比谷線を利用すれば、東急東横線ともつながっています。もちろん東武スカイツリーラインともつながっており、乗り換えなしに遠くまで行くことが可能になりました。

乗換回数を減らすことができることが快適につながる

どうしても車椅子利用者にとって不便なのが乗換です。ホームに降りてエレベーターに乗って、また別のホームに行き、電車に乗ることを考えたら、乗換回数をいかに減らせるかが快適に乗っていけるポイントです。それが従来に比べるとかなり進化したように感じます。

地下鉄に乗るために欠かせないのがホームページの「構内図」

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最近は1ヶ月に数回、クルマではなく電車に切り替えて外出することが多くなっています。その際にチェックしておかなければならないのが「駅の構内図」です。構内図こそがスムーズに外出するための大きなポイントになります。健常者の人は鉄道のホームページで構内図などは見ないと思いますが、車椅子ユーザーにとってはとても重要な案内図です。なぜなら乗換の際や地上出口に行く場合には欠かせないものとなってきます。

乗換の際にはこんなことがあります。電車の乗換時に地下で繋がっているのは階段だけという場合があります。つまりエレベーターや昇降機がない場合があります。その際は一旦地上出口に出て、別会社の地下入口を探さなければならないことがあります。なるべくそのようなケースに合わないために「構内図」で確認をしておき、どこの駅なら乗換が楽なのかをチェックします。わざわざ地上出口まで行くのならば、地下でスムーズに乗換できる駅の方が便利です。

よくあるのが、駅構内図で確認すると、階段でしか行けない改札~出口までの間に多機能トイレが設置されていて、エレベーターがついている改札~出口までの間には多機能トイレが設置されていないケースもよくあります。もちろん、多機能トイレを利用するのは車椅子利用者ばかりではありませんが、ちょっと残念な光景に出くわすこともよくあります。そういった点を事前にチェックしておかないと、到着した駅でトイレを利用できないアクシデントに見舞われます。

乗換駅になっていても不便なケースがある

さらに注意しなければならないのが、地下鉄路線図を見ると乗換駅になっているにもかかわらず、駅と駅とがものすごく離れている場合があります。例えば、都営大江戸線の蔵前駅と都営浅草線の蔵前駅は500Mくらい離れています。しかも一度地上に出なければなりません。そういった制約があるのならば、別の駅での乗り換えをおすすめします。わざわざ地上に出なければならないのでしたら、地下通路で移動しやすいルートを事前に考えてみるのも1つの方法です。

しかも雨が降ったときを想定すれば、地上で移動するのに500Mを車椅子で漕いでいたらズブ濡れになってしまうでしょう。そうなると明らかに乗換駅とは適さないはずです。そしてその他にも、乗換駅になっているにも関わらず、階段ルートだけはあるのに、車椅子ルートがないケースもあります。例えば、半蔵門線永田町駅は、南北線や有楽町線の永田町駅との乗換ができません。そこには階段しかなく、車椅子利用者は、エレベーターがある赤坂見附駅に行かざるを得ません。赤坂見附駅から永田町駅に向かっては、勾配のある坂道になっているので、車椅子走行には適さないでしょう。

そのようなケースの場合は、永田町に行く際、半蔵門線を利用しないで、南北線や有楽町線を利用することになります。こういったことは事前に「構内図」を見ておくことが、アクシデント回避のためになります。

☆乗換アプリは参考程度にしておく

そういった点を踏まえると、乗換アプリは参考程度の活用になります。なぜならアプリで検索された電車通りに乗ることが不可能です。到着後すぐの電車に乗ることができないために、ある程度の余裕を持った時間で行動することをおすすめします。私の経験からすると、最低30分くらいは余裕を見ておくのが安心です。駅の係員さんが忙しくてすぐに対応できないこともよくあります。

あとは先ほど述べたように、早いルート通り行くと、いきなり目の前が階段になっていたりします。そうなればバリアフリーのコースを探さなければなりません。それは乗換アプリには掲載されていません。そういった点が、乗換アプリを全面的につかえないところです。

こうして地下鉄への乗車ができますが、各鉄道会社の「構内図」に慣れることをおすすめします。それによって車椅子でも利用しやすい場所が増えていくでしょう。

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