こんにちは、株式会社ニコ・ドライブの金子です(‘-’)
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では腰部脊柱管狭窄症の概要と状況についてお話ししました。
今回は手でアクセルとブレーキを操作する自動車の運転方法、手動運転について説明させて頂きます。
自動車の運転方法「手動運転」とは?
まず自動車の運転と言えば、ハンドルを両手で、ブレーキとアクセルペダルを右足で操作する方法をイメージされるかと思います。
しかし手動運転では、アクセルとブレーキの操作は右足では無く、手で操作します。
弊社の手動運転装置ハンドコントロールの場合は右手でハンドルを、左手でアクセルとブレーキを操作します。
おそらく想像しにくいかと思いますので、以下動画で運転時の様子をご覧ください。
動画の2分30秒あたりから、運転中の様子をご覧いただけます。
手動運転って方法で道路を走って大丈夫なの?
手動運転に使う装置、いわゆる手動運転装置については、国土交通省や警察庁の文書に記述がある、れっきとした自動車部品です。もちろん手動運転装置で公道を走行することができます。
その期限を遡ると、昭和35年の法改正により、身体障害者が運転免許を取得できるようになったことがきっかけです。病気や怪我など、何らかの事情で足が動かない、アクセルペダルとブレーキペダルが足で操作できない方でも、手でアクセルペダルとブレーキペダルを操作できるような装置が世間一般に徐々に浸透して行きました。それが日本国内における手動運転装置の起源です。
手動運転装置って私が使っても大丈夫なの?
普通自動車の運転免許を所有し、今現在公道を走行できる状態であれば、基本的には今日から手動運転で道路を走行しても大丈夫です。手動運転で公道を走行するために、特別な資格や試験は必要ありません。
先ほど申し上げたように、自動車を運転するために運転補助装置が必要な方は沢山いらっしゃいますが、(平成27年度時点で約17万人)運転補助装置が必要な方の免許証には必ず「アクセル・ブレーキは手動式に限る」などの条件がついています。逆にこういった車両に関する条件が付されているあ方が、条件に合わない車両を運転することは禁じられています。
免許証に車両に関する条件が付いていなければ、手動運転で走行をしてももちろん大丈夫です。
※お身体の状態や症状、服用している薬の影響によっては、今現在運転しているあなたの状況でも、運転に危険を及ぼす状況にある可能性がございますので、弊社では主治医への相談と、臨時適性相談をお勧めしております。
※弊社の手動運転装置ハンドコントロールはオートマチック車限定の装置です。
自動車の運転を諦めないでください
手動運転という方法は、起源からもわかる通り、足に障害を持つ方のための装置として扱われてきました。そのため障害に関わる事が無ければなかなか知る事も無いものです。しかしそのために、障害者手帳をお持ちでは無いものの、足での運転に不安を覚えている方には情報が届かず、運転自体を諦めている方が沢山いらっしゃるのも事実です。
足で運転する事が難しくなったからといって、自動車を運転する事を諦める必要はありません。
まとめ
今回は手動運転とはどんなものなのかについてお話させて頂きました。次回は脊柱管狭窄症と自動車の運転~ハンドコントロールを選んだ理由~です。実際の購入者の方から、手動運転装置の中でハンドコントロールを選んでいただけたのか、アンケートに回答していただきました。ぜひご覧ください。
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