かわさき基準の理念
かわさき基準とは、利用者にとって最適な福祉製品のあり方を示した、独自の基準であり、
自立支援を中心概念としています。ここでいう自立とは、
すべてを自分でできることを意味するのではなく、「自らが望む」、
「主体的に選択、自己決定できる」ことであり、家族や地域が協力することも含めて実行、
実現できることを指します。かわさき基準における理念は、
福祉先進国であるスウェーデンにおける福祉の基本方針、
理念を参考としつつ、我が国の「介護保険における理念」も
包含しながら我が国の現状を踏まえ、「8つの理念」として整理され、
それぞれ下表のとおりとなっています。
スウェーデンにおける福祉の基本方針、
理念を参考とした理由は、社会的自立の支援を基本コンセプトとし、
高齢者や障害者自身が社会に貢献できることを目指した包括的な理念としているからです。
参照:http://www.k-kijun.jp/