みなさまこんにちは。

ゴールデンウィーク中の方も、これからの方もいらっしゃいますでしょうか〜。

現在ハンドコントロールはお出かけシーズンと重なり、大変ありがたいことに発送作業に追われております。

先日BS/NHKにて放送された車椅子での旅番組で弊社ハンドコントロールを利用いただいていたようで、お問い合わせも、資料請求も多く頂戴しております！

旅先のレンタカー、もちろん国内外のレンタカーで利用できるハンドコントロールは、重さも1kg。女性でも簡単に持運びいただける、ご旅行にぴったりな製品です！

メイン機としてもご利用いただけますが、サブ機として車に置いておくこともできます。代車や、レンタカーに便利なポータブル手動運転装置ハンドコントロールです！！

多くの足が不自由な方に、快適なドライブライフを味わっていただきたいです！

さて、この度ニコドラ応援教習所に岐阜県の西濃自動車学校様が追加されました。

西濃自動車学校さまのこの度のお取り組みは、令和6年4月1日に改正された、障害者差別解消法の合理的配慮の提供が義務化された内容を実施いただいた貴重な貴重な事例です。

合理的配慮の提供が義務化とは・・・

日常生活・社会生活において提供されている設備やサービス等については、障害のない人は簡単に利用できても、障害のある人にとっては利用が難しく、結果として障害のある人の活動などが制限されてしまう場合があります。

このような場合には、障害のある人の活動などを制限しているバリアを取り除く必要があります。このため、障害者差別解消法では、行政機関等や事業者に対して、障害のある人に対する「合理的配慮」の提供を求めています。

この合理的配慮の事業者側からの提供は、令和3年の改正の時点では努力義務でした。しかし、令和6年に新たに改正され、努力義務→義務へ変わりました。

この合理的配慮には、当人様と事業者側との建設的対話が重要となり、双方が向き合うことが大切です。

この度のハンドコントロールを導入いただく流れは、
1.教習所へ通う前の、免許を取得ご希望されているお客様よりお問い合わせを頂戴しました。
2.ご本人様に一度ハンドコントロールお試しサービスにて操作感をご実感いただきました。
3.利用予定の教習所さまへの装着もご確認いただきました。
4.弊社お試しサービスをご利用いただいた上で、西濃自動車学校様へのお取り扱いが決まりました。
5.現在、お客様は自動車学校へ通われています。

令和3年の障害者差別解消法が改正される前は、手動運転装置のついた車を事前に用意して教習へ通わなければならず、免許取得するための教習所代とは別に、手動運転装置付きの車を購入する費用も必要でした。

この度の西濃自動車学校様の温かいご対応と、ご本人様のお強いご意志に、弊社もこの法律の意味を改めて深く考えさせられ、貴重なお話でした。

車を運転する自由は、足の不自由な方にとってどれだけの自由で、開放的なことか、弊社の代表神村はいつも語っています。

ご自分の好きなところへ、好きなときに、一人でも行ける。

それが足の不自由な方にとってどれだけ大きく、心の自由へもつながるか、弊社は今一度深く理解し、一台一台丁寧に製造、組み立て、発送を行なって参ります。

今後もこういった思いが少しでも多くの教習所様へ届きますよう、弊社としての活動や、思いを伝えていきたいと思っております。