2018/06/28

日常で使っている便利グッズの紹介(JINRIKI)

車椅子を人力車のように利用する実用的なアイテム

こんにちは。nikodriverの白倉栄一です。今回は、読んでくださっている皆さんの中にもご存知な方がいると思いますが、災害時にも旅行先にも役立つアイテム「JINRIKI」(けん引式車椅子補助装置)をご紹介します。テレビ東京の人気番組「ワールドビジネスサテライト」の「トレたま」という世の中の新商品を紹介するコーナーにおいて、JINRIKIが取り上げられ、2013年度のトレたまの中で、NO.1の「トレたま大賞2013」に輝いたこともあります。まさに素晴らしいアイディアに基づいた商品です。

「トレたま大賞」に輝いた素晴らしいアイディアの逸品

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JINRIKIは「けん引式車椅子補助装置」といわれるものです。車椅子のボティに取り付けて、その名の通り人力車のように引っ張る形として作られております。取り付けも簡単でいろいろな車椅子に取り付けることが可能です。JINRIKIが1台あるだけで車椅子利用者における不便を大きく解消できるアイデムですので、個人や企業の皆さまには購入するだけの十分な価値があります。

なぜこの商品が優れているかと言いますと、車椅子には大きな車輪(駆動輪)と小さな車輪(前輪キャスター)が左右に取り付けられております。しかし、前輪キャスターは、芝生・砂利道のような悪路やグレーチング(金属の溝)においてスムーズな走行ができません。

観光地にあれば十分役に立つ

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車椅子で確実に走行できるのは、舗装されている道路や床だけです。そういった部分を踏まえると必ずしも万全とは言えません。全国の観光地に行っても必ず舗装されているとは限りません。

特にお寺・神社などはバリアがたくさんあります。段差がなくてもバリアとなります。玉砂利があったり、石畳があったり車椅子走行はできません。むしろ車椅子のまま走行すると、前輪キャスターが石畳の間に入ったりして身体が投げ出されてしまい、大けがにつながる可能性もあります。

そこでJINRIKIがあれば、人力車のように進むことで前輪キャスターをつけないで後輪の駆動輪のみで走行することになります。駆動輪は石畳があっても問題ありません。

また人力車のように後輪だけを路面に接触させることで、自転車のようなスムーズな走行につながります。私も昨年行った石垣島でもお世話になりました。カヤックに乗るためのビーチへ行くには、車椅子での自走は難しいので、ツアー企画会社「ニコラスツアーズ」社の所有していたJINRIKIによって、ビーチまでスムーズに行くことができました。そのおかげで不可能だと思われていたカヤックへの乗車もできました。

災害の際には車椅子利用者をスムーズに避難できる

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さらにこのJINRIKIは、車椅子利用者の居る場所における避難誘導の際に十分活躍できるものです。地震・災害などにおいて車椅子利用者は弱者になってしまう中で、JINRIKIを取り付けることで一般の人と同じように避難ができます。多少の瓦礫があっても、前輪キャスターが浮いている状態であれば簡単に乗り越えられます。

総合スーパーの店舗で勤務しているときは、年2回の消防訓練を実施しておりました。自衛消防隊組織の責任者として毎回いろいろなシナリオを描きながら、いざというときにお客さま・従業員をどうやって避難・誘導させていくのかを考えていました。実際のところ、何度も似たようなことをやっているとマンネリ化していて、本当の有事のときに対応できるか課題になります。

当時はJINRIKIの存在を知らなかったこともあり、車椅子利用者への誘導については普通に行っておりました。でももしJINRIKIがあって車椅子に取り付ければ、いろいろな訓練もできましたし、地震発生時などで店内に商品等が散乱しても対応できる優れものです。

いざという時には安全・安心な避難が可能になる

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なぜ車椅子を押すよりも、JINRIKIをつないで引く方がいいかと申しますと、車椅子には大きな車輪(駆動輪)と小さな車輪(前輪キャスター)が左右に取り付けられており、前輪キャスターは、タイヤが小さいために芝生・砂利道のような悪路やグレーチング(金属の溝)においてスムーズな走行ができません。

そのため地震などの災害時には、いろいろな障害物に当たる可能性があります。車椅子を押していった場合は、もし障害物に衝突すると車椅子はブレーキがかかった状態になり、利用者の身体だけが前に投げ出されてしまう危険性があります。そういった懸念を払拭させてくれるのが、このJINRIKIであり、車椅子利用者を安全・安心に避難させることが可能になります。

社会のインフラが整ってきても、車椅子での走行においては、舗装されている道路や床だけです。そういった部分を踏まえると必ずしも万全とは言えません。全国の観光地に行っても必ず舗装されているとは限らないでしょう。そういった点ではものすごい優れものです。

ぜひとも病院・老人ホーム・ショッピングモール・官公庁・市町村役場などでもぜひとも用意していただきたいアイテムです。また誰かと旅行に行く際に持ち歩くのもいいのではないかと思います。きっと今までとは違う旅行ができるようになるでしょう。